薬剤師転職と抗甲状腺薬の比較

甲状腺機能亢進症であるバセドウ病には、抗甲状腺薬が使用され、抗甲状腺薬にはメルカゾールとプロパジールがあります。

メルカゾールは、プロパジールと比較すると、作用発現が速く作用時間がながく、メルカゾールは抗甲状腺薬の副作用として起こりやすい、無顆粒球症やSLE様症状の発病頻度が低く、メルカゾールが第一選択薬として用いられるようになりました。

薬疹などで、メルカゾールが使用できない場合は、プロパジールに変更します。

抗甲状腺薬の副作用で最も多いのは発疹やかゆみなのですが、肝機能障害は、投与後2ヶ月以内に発現することが多く、特にプロパジールでは、劇症肝炎などの重い肝障害が現れる事があるので、定期的に肝機能検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、中止するなどの適切な対応をとりましょう。

抗甲状腺薬の副作用の中で、最も注意しなければならないのが、無顆粒球症です。

無顆粒球症は、抗甲状腺開始直後や開始後数カ月後に、突然発症することが多いため、定期的に血液検査を実施することが好ましく、無顆粒球症が発症した場合には、即刻、抗甲状腺薬を中止し、G-CSF製剤などによる適切な処置を行って下さい。

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